2026/07/05 20:12
こんにちは。
SHELLです。
白いTシャツを着ているときに
革のバッグを肩に掛けていたら、
肩の部分に色が移ってしまった…
といった経験があるのではないでしょうか?

このような革製品の色移りは、
特に汗をかきやすい夏場や
雨の日に起こることがあります。
革製品の色移りは
完全に防ぐことは難しいですが、
色移りが起こる理由を知ることで、
注意すべき場面がわかり、
予防に繋がると考えています。
革製品の色移りが起こる理由
革にはさまざまな色が付いていますが、
この色は最初から付いている訳ではなく、
染料や顔料を使って色が付けられています。
製造の段階で色が
定着するようにされていますが、
革は綿などに比べて高温での染色が難しく、
比較的低温での染色になってしまうため、
どうしても色の定着がしにくいです。
そのため条件次第では
色移りが発生する場合があります。
※革に色を付ける方法については
こちらの記事で詳しく解説しています。
ご興味のある方はご覧ください。
ご興味のある方はご覧ください。
https://www.shell-leather.com/blog/2026/04/19/230503
革の色が移りやすいタイミング
革が濡れていたりする場合や、
衣服との擦れがある場合に
色移りが起こりやすいです。
冒頭の夏場の汗をかいた状態、
肩掛けバッグで肩に擦れる状況
というのは色が移りやすくなりますね。
また、夏場以外でも
急な雨で濡れてしまった場合なども
注意が必要ですね。
色移りしにくい革は?
クロムなめしの革は
植物タンニンなめしの革に比べて、
色移りしにくいことが多いです。
※クロムなめしと植物タンニン鞣しの革の
違いについてはこちらの記事で解説しています。
また、染料ではなく、
顔料で色を付けられた革は
表面にコーティングされたような状態なので、
色移りしにくい場合が多いです。
色移りが気になる場合は、
色移りしにくい革を選択されることも
検討されてはいかがでしょうか。
ただ、クロム鞣しの革や顔料仕上げの革は、
使ううちに艶感が増したり、
色合いが変化したりといった
いわゆる革ならではの経年変化も
起きにくい革であることも多いです。
まとめ
革の色移りは
水に濡れた状態で衣服と擦れる状況
で起こりやすくなります。
比較的色移りしにくい革もありますが、
使っていくうちに深まる色合いの変化や、
艶感の変化なども感じにくい場合が多いです。
革は天然素材ならではの魅力がある一方で、
色移りが起こることがあります。
どのような場面で色移りしやすいかを
知っておくだけでも、予防に繋がると思います。
革の特性を理解しながら、
長く愛着を持って使っていただければ幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました。

