2026/04/26 21:41
革製品に関してシボ革とかスムースレザーという言葉をお聞きすることがありますよね。
この記事ではシボ革とスムースレザーの違いについて解説します。
それぞれの特徴を知ることで、お読みいただいた方に適した革製品選びのお手伝いができれば幸いです。
シボ革とスムースレザー
はじめにシボ革とスムースレザーについて説明します。
シボ革とは革の表面に細かい皺や凹凸がある革のことをいいます。
シュリンクレザーとも呼ばれたりしていますね。
※シボ革についてはこちらの記事で詳しく書いています。
スムーズレザーとは革の表面が平坦でなめらかな革のことをいいます。
※スムーズレザーについてはこちらの記事で詳しく書いています。
牛革であっても豚革であっても、表面に凹凸のある革はシボ革、平坦でなめらかな革はスムーズレザーと呼びます。
つまり原皮となった動物の種類には関係なく、革の表面の状態でシボ革なのか、スムーズレザーなのかが決まります。

シボ革とスムースレザーの比較
シボ革とスムースレザーといっても鞣し方や仕上げ、着色方法によって革の性質は大きく異なります。
今回はイタリアでバケッタ製法で鞣された、染料仕上げの同じ厚みのシボ革とスムースレザーについて比較してみたいと思います。
革の質感の違いは?
新品の状態でシボ革のほうが柔らかく、スムースレザーのほうがハリがあります。
シボ革は製造時のシボを出す仕上げの段階で、繊維がほぐされているため柔らかくなる傾向にあります。
ただ、どちらも使い込むうちに手に馴染む質感になります。
見た目の印象は?
私の主観的になりますが、シボ革で作った製品は柔らかい印象になり、スムースレザーで作った製品はカッチリとした印象になるように思います。
スムースレザーがカッチリとした印象になるのは、ビジネスで使用する革靴の多くがスムースレザーで作られていたりするので、そういった印象に引っ張られているのかもしれませんね。
傷や汚れ、水染みが目立ちにくいのは?
シボ革のほうが目立ちにくい傾向にあります。
表面にある無数の凹凸によって傷や汚れが付いたとしても目立ちにくいという特徴があります。
長く使えるのは?
使っていて一方の革のほうが早く劣化してしまうという事はありません。
長く使用できるか、という点についてはシボ革とスムースレザーに差はなく、
SHELLで使用している革はどちらも経年変化を楽しみながら、長く使用することができます。
また、長く使えるかという点については製品がどういう作り方をされているか、修理がしやすい構造なのか、といった事の方が影響します。
まとめ
シボ革とスムースレザーは革の表面の状態によって分けられます。
柔らかい印象が好きで傷や染みが目立ちにくい方が良い方はシボ革
カッチリとした印象でハリのある質感が好きな方はスムースレザー
をご選択されるのはいかがでしょうか?
SHELLではバケッタ製法で鞣されたNEBRASKAというシボ革をメインで使用しています。
NEBRASKAについて詳しく知りたいという方はこちらの記事もお読みください。
最後までお読みいただきありがとうございました。
