2026/04/13 23:49
シボ革とはどのような革なのか、特徴や魅力、スムースレザーとの違いについて解説します。
シボ革とは?
シボ革とは、表面に細かい皺や凹凸がある革の事を指します。
この皺や凹凸によって、革に陰影ができ、立体感や表情がある革になります。

一方シボ革と比較されることの多い表面のツルっとした
下の写真のような革は「スムースレザー」と呼ばれていますね。

シボ革の作られ方
シボ革の作られ方は大きく分けて
「空打ち」「シュリンク加工」「型押し加工」
の3つの方法があります。
①「空打ち」のシボ
空打ちは革を入れた大きな樽を回転させ、
革をほぐしながらシボをつける方法です。
革の繊維がほぐされているため、適度に柔らかく、
自然なシボが出た革になります。

革の部位や個体によって繊維の詰まり具合も当然、異なるため、
シボの出方も革ごと、部位ごとで異なります。
工業製品のような均一さはありませんが、
自然な風合いが残る魅力的なシボの付け方です。
SHELLで定番レザーで使用している
「NEBRASKA」という革のシボも空打ちで付けられています。
②「シュリンク加工」のシボ
「shrink(シュリンク)」は日本語で「縮む」という意味で、
言葉の通り、特殊な薬品を使用して革全体を”縮ませて”革に凹凸を付ける方法です。
比較的均一なシボ感が出るという特徴もあります。
③「型押し加工」のシボ
型押しとは、革の表面に模様の付いた型を、熱や圧力をかけて
プレスすることで、型の模様を革に転写する方法です。
シボ模様が施された型を使用すれば、シボ革のような見た目になります。
シンプルなシボに留まらず、クロコダイル風やペイズリー柄など、
革にデザイン性を持たせる意図で使用されることもあります。
シボ革の魅力
①表情豊か
革表面の凹凸が陰影を生み、表情のある革になります。
空打ちのシボであれば、革ごと、部位ごとに違ったシボになります。
大きめのシボが入っていたり、細やかなシボだったり、
同じシボはなく、世界に1つだけの個性を与えてくれます。
②柔らかく、扱いやすい
型押しのシボには当てはまりませんが、
加工の段階で繊維がほぐされているため、
適度に柔らかく、もっちりとした柔らかさがあります。
革製品=硬い
というイメージをお持ちの方もいるかもしれませんが、
シボ加工によって、新品の状態から手馴染みの良い柔らかさが生まれます。
③傷や汚れが目立ちにくい
表面の無数の凹凸や皺により、
傷や汚れ、水染みが目立ちにくいです。
傷や汚れを気にしすぎずに使用できることは
長く使用するうえで重要なポイントだと思います。
同じ理由で家電製品や車の内装もシボ模様が付けられています。
よくよく見てみると身の回りでシボが付いてるもの本当には多いですね。
まとめ
シボ革は表情豊かで、傷や汚れが目立ちにくく、
日常的に長く使用することに適した革です。
革らしい雰囲気を楽しみながら、気軽に使いたい方には、非常におすすめです。
SHELLでは「NEBRASKA」という
シボ革を定番品として使用しています。
上記のメリットに加えて、使い込むほどに深まる色合いや、
艶感の変化が魅力的な革になります。
はじめての革製品としても扱いやすい革ですね。
「NEBRASKA」を使用した商品を多数用意していますので
ご興味のある方はぜひ、商品ページもご覧ください。
最後までお読みいただきありがとうございました。
