2026/04/19 23:05
こんにちは。
世の中には赤や黄色、青色などカラフルな革が多くありますよね。

皆さんは革に色を付ける方法をご存知でしょうか?

革に色を付ける方法には、顔料仕上げと染料仕上げという方法があります。
どちらの方法で色を付けるかによって、革の雰囲気や経年変化の仕方に大きく違いが出ます。
どちらにも長所、短所があり、一方が優れている、優れていないというお話ではありません。
二つの方法の特徴を知っておくことで、革製品を選ぶときの一つの判断材料となるかと思います。
顔料仕上げとは
顔料仕上げとは、革の表面に顔料(着色用の粉末)を塗って仕上げる方法です。
ペンキやスプレーでの塗装のようなに材料の上に色を乗せて色を付けるイメージです。

特徴としては、革の表面をコーティングするような形になるため、色味が均一で安定しやすく、傷や汚れに比較的強いのが特徴です。
また、革本来の傷などを隠すことができるため、見た目が整いやすく、製品としての仕上がりが安定します。
一方で表面がコーティングされた状態となるため、革本来の表情に乏しく、経年変化がしにくいという特徴もあります。
均一な表情が好みで、新品の状態を長く楽しみたい方には顔料仕上げの革がおすすめです。
染料仕上げとは
染料仕上げとは、革内部の繊維まで染料を浸透させて色を仕上げる方法です。
アニリン染料という染料が使用されることが多いため、アニリン仕上げとも呼ばれています。
わかりやすいもので例えると、布の藍染めのように染み込ませて色を付けるイメージです。

顔料のように表面を覆うのではなく、革そのものを染めるため、透明感のある自然な風合いが特徴です。
革本来の表情がそのまま現れるため、革ごとに異なる個性を楽しむことができ、使い込むほどに色味や艶が変化し、経年変化をしっかりと味わえるのも魅力です。
一方で、革の表面のコーティングがなく、原皮の状態で付いている傷やシワがそのまま現れます。
そのため製品としての仕上がりが安定しません。
また、水や傷にはやや弱く、扱いには多少の注意が必要です。
革らしい表情が好きで、使い込むことで現れる経年変化を楽しみたい方には染料仕上げの革がおすすめです。
まとめ
顔料仕上げと染料仕上げについてご理解いただけたでしょうか?
冒頭に述べた通り、どちらが優れているという話ではなく、それぞれに特徴がありますので、自分の好みに合わせてご選択いただけるとよろしいかと思います。
ちなみにSHELLで定番で使用している革は、染料で仕上げられたNEBRASKAという革です。
染料仕上げらしく、革本来の表情を活かし、経年変化を楽しむことのできる革になります。
オイルがたっぷり含まれていますので、特別なケアなく美しい経年変化をするところも魅力です。
NBRASKAという革についてもっと知りたいという方は下の記事で詳しく紹介しています。
↓【NEBRASKAレザーについて|SHELLの定番レザー】
最後までお読みいただきありがとうございました。
